総合案内 > 健康福祉・子育て教育 > 歴史・文化 > 文化財 > 横須賀市内の指定重要文化財等 > 横須賀市指定重要無形文化財・重要民俗文化財・史跡・天然記念物 > 長井町飴屋踊(ながいちょうあめやおどり)
更新日:2014年10月23日
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指定年月日:昭和49年(1974年)6月1日
長井町の新宿地区に江戸時代末期ごろ安房上総より伝えられたという踊りである。
この踊りは、粉屋踊り、万作踊りとも呼ばれ、かつては関東一円にあったといわれ、頭に丸い板台を乗せ、太鼓を叩きながら面白おかしく飴を売っていた飴売りのしぐさを、地域の人が自分たちの踊りに採り入れたものといわれている。
踊りは、若衆によって演じられるのが一般的で、地域の祭礼や祝い事のたびに幾晩にもわたって演じられていたが、戦後一時期途絶え昭和48年(1973年)頃から小中学生の女子が踊り手になり復活した。
お年寄りのはやしに合わせ、手に傘を持ったあねさんかぶりの少女たちが演じる素朴な民俗芸能である。
踊りには手踊り(みんながそろいの手振りで踊る)と段物(せりふが入り物語風の踊り)の2種類があり、演目は20演目以上あったが、現在は「ねんねこ」「白枡粉屋」「新川」「三番叟」の手踊り4演目が受け継がれている。
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