総合案内 > 健康福祉・子育て教育 > 歴史・文化 > 文化財 > 横須賀市内の指定重要文化財等 > 横須賀市指定重要無形文化財・重要民俗文化財・史跡・天然記念物 > 衣笠城跡(きぬがさじょうあと)
更新日:2011年4月21日
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指定年月日:昭和41年(1966年)6月15日
大谷戸川と深山川に挟まれた半島状の丘陵が衣笠城跡である。康平年間(1058年~1064年)三浦為通によって築城されたといわれ、以後為継・義継・義明の四代にわたり三浦半島経営の中心地であった。
治承4年(1180年)8月、源頼朝の旗揚げに呼応して、この城に平家側の大軍を迎えての攻防戦は、いわゆる衣笠合戦として名高い。
合戦の行われた場所は衣笠城の大手口で、坂を登って滝不動に達する。居館はその附近にあったかと推定され、一段上に不動堂と別当大善寺がある。
さらに、その裏山に金峯山蔵王権現を祀った社が存在した。また、その西方の最も高い場所が、この城の詰の場所であったと伝えられている。
このように、この地一帯は平安後期から鎌倉前期の山城で、鎌倉時代の幕明けを物語る貴重な史跡である。
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