総合案内 > 健康福祉・子育て教育 > 歴史・文化 > 文化財 > 横須賀市内の指定重要文化財等 > 横須賀市指定重要無形文化財・重要民俗文化財・史跡・天然記念物 > 馬堀自然教育園(まぼりしぜんきょういくえん)
更新日:2016年3月10日
ページID:53583
ここから本文です。
指定年月日:平成28年(2016年)2月25日
馬堀自然教育園は市立馬堀中学校の南側に隣接し、東京湾を北に臨む丘陵にあり、深く刻まれた谷戸を含めて動植物の宝庫となっています。面積は約3.8ha(約1万坪)で、指定天然記念物としては最大の面積になります。
馬堀自然教育園は、1897年(明治30年)から1945年(昭和20年)まで陸軍重砲兵学校施設として利用されてきました。戦後も国有地として管理され、1959年(昭和34年)に横須賀市博物館に引き継がれました。そのため、周辺の森林はあまり人工的な改変がなく植生が維持されてきたと推定されます。そのために、三浦半島の自然が残されてきた貴重な場所であり、園路は自然観察のルートに適しています。
また、園内には弾薬庫であったと考えられる建物や防空壕跡、爆風除けと考えられるよう壁、未調査の地下施設が残されています。また、1939年(昭和14年)に建てられた稜威(みいつ)神社のなごりの台座、鳥居、石碑などが残されており、歴史を語る遺産も所在します。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください