更新日:2025年1月15日
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小動物火葬施設の焼却炉の耐用年数が近づいてきたことから、今後の小動物火葬事業について見直しを行いました。
県内市の状況や民間の火葬事業者の状況から、愛玩動物(ペット)が死亡した場合、飼い主の方が民間の火葬事業者に依頼していただくよう事業の運用変更する旨を令和元年9月定例議会生活環境常任委員会において提案いたしました。
運用変更の理由の一つとして、「小動物火葬施設は地元からの要望で更新できない」としていましたが、地元でも小動物火葬施設の継続を望む声があり、令和元年12月定例議会において提出する予定であった「火葬・返骨手数料の廃止」を取り下げました。
改めて、焼却炉の継続使用について検討したところメーカーから「経年劣化は見られるが、毎年の定期点検の中で耐火物の劣化が著しくなった段階で耐火物を交換してどうか」という提案がありました。
今後は、炉内の耐火物の部分補修を行いながら、耐火物の劣化が著しいという結果が定期点検で出た段階で延命工事(工事による延命期間は10年程度)を行い、小動物火葬事業を継続していくこととし令和2年9月定例議会に報告しました。
(1)公郷町1丁目における焼却施設などの稼働経過
ア.公郷焼却場(ごみの焼却施設)
イ.小動物火葬施設
(2)現在の小動物火葬施設の状況
焼却炉・事務室・駐車場・犬猫供養碑から成っています。
施設外観1
施設外観2
犬猫供養碑
施設の位置図
(3)小動物火葬施設の定期点検の結果
令和6年度に実施しましたメーカーによる小動物焼却炉点検業務委託では、延命工事が必要となるような耐火物等の著しい劣化の報告はありませんでした。
ア.愛玩動物(ペット)返骨あり
イ.愛玩動物(ペット)返骨なし
ア.収集運搬(令和5年度実績)
イ.火葬業務(令和5年度実績)
ウ.処理体数
令和元年度 |
令和2年度 | 令和3年度 | 令和4年度 |
令和5年度 |
|
---|---|---|---|---|---|
愛玩動物(ペット) |
2,756体 |
2,596体 |
2,431体 |
2,506体 |
2,511体 |
へい死獣 |
3,245体 |
1,762体 |
1,831体 |
1,744体 |
2,062体 |
有害鳥獣 |
3,066体 |
5,200体 |
2,982体 |
2,482体 |
3,747体 |
収容動物 |
29体 |
21体 |
21体 |
19体 |
13体 |
収容動物・・・動物愛護センターで保護または、引き取った犬猫など
エ.運営経費(過去5年間)
令和元年度 |
令和2年度 | 令和3年度 | 令和4年度 |
令和5年度 |
---|---|---|---|---|
49,130,754円 | 49,470,901円 | 55,964,050円 | 54,864,725円 | 55,019,715円 |
オ.手数料
項目 | 区分 | 手数料 |
---|---|---|
火葬手数料(1体) | 5kg未満(猫など) | 2,100円 |
5kg以上10kg未満(小型犬など) | 3,150円 | |
10kg以上20kg未満(中型犬など) | 4,200円 | |
20kg以上(大型犬など) | 5,250円 | |
収集手数料 | 1体 | 3,060円 |
返骨手数料 | 1体 | 2,040円 |
※令和元年10月の消費税率改定にともない、令和2年4月1日から小動物火葬等手数料を改定しました。
カ.手数料納入状況
|
令和元年度 | 令和2年度 | 令和3年度 |
令和4年度 |
令和5年度 |
---|---|---|---|---|---|
申込件数 ()内は返骨件数 |
2,868件 (1,621件) |
2,748件 (1,534件) |
2,606件 (1,435件) |
2,456件 (1,360件) |
2,384件 (1,305件) |
納入件数 | 2,708件 | 2,620件 | 2,502件 | 2,288件 | 2,239件 |
未納件数 | 160件 | 128件 | 104件 | 168件 | 145件 |
納入額 | 11,110,650円 | 11,127,690円 | 10,422,180円 | 9,510,240円 | 9,211,890円 |
未納額 | 688,460円 | 570,060円 | 440,880円 | 665,160円 | 632,100円 |
(1)平成17年10月
(2)平成21年11月
(3)令和元年9月
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