ドクガの発生について
チャドクガの幼虫(毛虫)が発生してお困りの場合、保健所生活衛生課環境衛生係では、
ご自身で駆除する際のアドバイスをおこなっております。
また、業者での駆除をお考えの際は、神奈川県ペストコントロール協会(外部サイト)にご相談ください。
ご質問等ございましたら、保健所生活衛生課環境衛生係までご連絡ください。
チャドクガ
特徴
- 年2回発生する。
(幼虫(毛虫)は5~6月と8~9月、成虫(ガ)は6~7月と9~10月)
- 幼虫(毛虫)は頭を並べ、集団で、ツバキ、サザンカ、チャなどの葉を食害する。
- 卵、幼虫(毛虫)、さなぎ、成虫の毒針毛が皮膚につくと、激しいかゆみが続く。
駆除方法
- 卵の時期(7月、11月~3月あたり)に草木を剪定してしまうのが効果的です。
- 駆除で剪定した枝などは、必ず袋に入れて捨ててください。
- 薬剤は、卵には効きづらいため、幼虫(毛虫)のときに使用してください。
他の注意点
- 毒針毛が皮膚についた場合は、こすったり、かいたりせず、流水で洗い流したあと、抗ヒスタミン軟こうをぬってください。
- 症状が治まらない場合は、医師に相談してください。
- 屋外に干してある衣服等に毒針毛が付着することがあります。近くのツバキの木等にチャドクガなどがいないか確認してください。
- 衣服等に毒針毛が付着した場合の主な除去方法として、以下のような方法があります。
・ガムテープや掃除機などで毒針毛を取り除いた後に、単独で複数回洗濯する。
・洗濯後にスチームアイロンをかける。
ご相談の多い毛虫
種類 |
発生時期 |
特徴 |
チャドクガ

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年2回発生
(5~6月、8~9月) |
- 集団でツバキ、サザンカ、チャ、シャラ、ヒメシャラなどに発生する。
- 毒針毛が刺さると激しいかゆみを生じる。
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フクラスズメ |
年2回発生
(6~7月、8~9月) |
- カラムシ、イラクサなどに発生する。
- 幼虫は群れで発生し、刺激を与えると身体を反らし、左右に振る。
- 無毒
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イラガ(写真:ヒロヘリアオイラガ)
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7~10月 |
- カキ、サクラ、ウメ、カエデ、ヤナギなどに発生する。
- 体表に多数の棘があり、触れると激しい痛みを感じる。
- 鳥の卵のような繭が枝などにつく。
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