横須賀市の外国語(英語)教育
横須賀市では、国際化社会で共に生きる力を育成するため、さまざまな取組・事業を推進しています。
1横須賀市立全小中高等学校にネイティブスピーカーの配置
ネイティブスピーカーとの関わりを通して、自然な英語に触れながらコミュニケーション能力の育成を図り、異文化への理解・関心を高めます。
外国人英語教員(FLT)の配置
配置状況
- 市内23校の中学校のうち4校に1名ずつ、市立高等学校(全日制)に1名を配置しています。
具体的取組
- 外国人英語教員(FLT)と日本人教員が一体となった授業実践
- カリキュラム及び教材開発、指導法・指導形態・評価等についての研究
- 公開授業研究会の設定
- 教育活動全体における活用研究
- 行事・部活動・放課後や夏季休業中の各種セミナー等の指導
外国語指導助手(ALT)の配置
配置状況
- 市内46校の小学校および特別支援学校2校に21名のALTを配置(配置体制は、学校規模により異なります。)
- 市内19校中学校(FLT拠点校除く)に12名のALTを配置
- 横須賀総合高校定時制課程に1名のALTを配置
具体的取組
- 外国語指導助手(ALT)と日本人教員のそれぞれの特性・特徴を生かした授業実践
- 授業のさまざまな場面での児童・生徒とのコミュニケーションを図る場面の設定
2小学校外国語活動の推進
新学習指導要領完全実施に伴う新たな教科「外国語科」の開始
概要
- 5年生~6年生は年間70時間の外国語の授業が設定されます。
- 教科書を使用して学習を進めていきます。
市内全小学校が「外国語活動」の時間の設定
概要
- 小学校段階から外国語に触れ、コミュニケーション能力の素地・基礎の育成を図ります。
- 1年生~2年生は年間10時間、3・4年生は年間35時間の外国語活動の授業を設定しています。
- 全授業にALTが配置され、生きた外国語に触れる機会があります。
英語専科担当教員による英語教育の推進
概要
- 令和元年度より英語専科担当教員を配置し、配置校において5・6年生の外国語の授業を行います。
- ALTとティームティーチングをしたり、担任の先生と教材・指導法の共有や打ち合わせをしたりして、外国語教育を日々推進しています。
横須賀市外国語活動モデルカリキュラムの作成および活用
趣旨
- 外国語活動にかかわるカリキュラムを作成し、6年間を通して、系統的に外国語に慣れ親しむことができるようにします。
概要
- 外国語活動の趣旨に合った内容を作成し、各校・各クラスの状況に応じてアレンジして授業実践が行えるようにします。
外国語活動アドバイザーの活用
趣旨
- 外国語活動にかかわる研修講師およびカリキュラム開発等を行います。
概要
- 外国語活動アドバイザー2名により、外国語活動にかかわる校内研修や指導案検討、横須賀標準カリキュラム・教材の作成を行います。
各研修会の開催
趣旨
- 外国語(活動)の授業実践の具体的な展開について学び、学級担任(指導者)としての役割や外国語(活動)に必要な知識技能を習得します。
概要
年2回、各校の担当者が参加し、その内容を自校での研修等を通して伝達していきます。
夏季休業中に2回程度、効果的な実践をワークショップ形式で紹介したり、諸課題等について考えていきます。