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更新日:2024年5月29日
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保護観察や犯罪予防等の更生保護諸活動は、行政機関だけでは十分な効果を挙げることが困難なため、保護司などの更生保護ボランティアと呼ばれる様々な方々が、それぞれの特性をいかし更生保護諸活動に積極的に参加されています。
保護司は、犯罪や非行をした人の立ち直りを地域で支える民間のボランティアです。保護司法に基づき、法務大臣から委嘱された非常勤の国家公務員とされていますが、給与は支給されません。保護司は、民間人としての柔軟性と地域の実情に通じているという特性をいかし、保護観察官と協働して保護観察に当たるほか、犯罪や非行をした人が刑事施設や少年院から社会復帰を果たしたとき、スムーズに社会生活を営めるよう、釈放後の住居や就業先などの帰住環境の調整や相談を行っています。
本市では、横須賀保護司会の方々が横須賀更生保護サポートセンター((リ・ボーンよこすか)046-884-9111 総合福祉会館7階)を拠点に活動されています。
※保護司になるためには、保護司法に基づき、次の条件を備えていることが必要です。
・人格及び行動について、社会的信望を有すること
・職務の遂行に必要な熱意及び時間的余裕を有すること
・生活が安定していること
・健康で活動力を有していること
手続きについては、横浜保護観察所(外部サイト)までお問い合わせください。
※保護司の活動の詳細については、下記のホームページをご参照ください。
法務省ホームページ「保護司、保護司組織(保護司会、保護司会連合会)」(外部サイト)
全国保護司連盟(外部サイト)
更生保護女性会は、地域社会の犯罪・非行の未然防止のための啓発活動を行うとともに、青少年の健全な育成を助け、犯罪をした人や非行のある少年の改善更生に協力することを目的とするボランティア団体です。地域住民の参集を求めて、その地域の実情に即した非行問題等を話し合うミニ集会のほか、親子ふれあい行事や子育て支援の活動などに取り組んでいます。
本市では、横須賀地区更生保護女性会の方々が活躍されています。
会の趣旨に賛同する女性であれば、どなたでも参加できます。
入会については、横浜保護観察所(外部サイト)までお問い合わせください。
※更生保護女性会の活動の詳細については、下記のホームページをご参照ください。
日本更生保護女性連盟(外部サイト)
協力雇用主は、犯罪・非行の前歴のために定職に就くことが容易でない刑務所出所者等を、その事情を理解した上で雇用し、改善更生に協力する民間の事業主です。
犯罪や非行をした人の就労支援を一層推進していくためにも、保護観察所では協力雇用主を募集しています。
協力雇用主になるためには、保護観察所に登録いただく必要があります。
登録については、横浜保護観察所(外部サイト)までお問い合わせください。
※協力雇用主の募集、刑務所出所者等に対する就労支援の詳細については、下記のホームページをご参照ください。
法務省ホームページ「協力雇用主」(外部サイト)
※本市では、再犯防止推進に向けた取り組みの一環として、犯罪や非行をした人を雇用し立ち直りを助ける協力雇用主を評価し、また、社会貢献の意欲を高めるため、平成30年度から入札参加資格(格付け制度)において「協力雇用主」の評価項目を追加しました。
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