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更新日:2016年8月31日

ページID:3776

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景徳寺

国道16号下り線の船越トンネルの手前左に、金鳳山景徳寺がある。臨済宗円覚寺派の寺で、開山は応安2年(1369)に亡くなった鎌倉建長寺の仏観禅師清山とされている。その後、寺はたびたび火災で炎上し、現在の北部共済病院の山腹にあった「宝珠庵」(ほうじゅあん)の十一面観音像を本尊として迎え再建した。この観音には次のような言い伝えがある。昔、この観音が朱漆(しゅうるし)の船にのられて船越の入り江に着いたのを、土地の人がひろい上げておまつりしたのが宝珠庵で、観音様が舟でお越しになったので、地名を「船越」と呼んだといわれている。

門前には「三浦札所観世音第二十一番」の石柱が立っていて、観音霊場であることがわかる。景徳寺の前から北部共済病院わきの坂を越えて田浦へ行く道は、明治の中頃まで人の行き来が大変多かったという。


景徳寺写真

 

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