閉じる

総合案内 > 健康福祉・子育て教育 > 健康・医療 > 健診・検診・がん対策 > 若年がん患者等妊孕性温存治療に関する助成事業

更新日:2025年4月30日

ページID:110002

ここから本文です。

若年がん患者等妊孕性にんようせい温存治療に関する助成事業

横須賀市では、令和7年4月1日から、将来子どもを産み育てることを望む若年がん患者等に対して、将来に希望を持ってがん治療等に取り組めるよう、妊孕性温存治療に関する意思決定支援(カウンセリング)や妊孕性温存治療で凍結した検体の保存更新に要する費用を助成します。

  • この助成事業は、神奈川県の助成制度の対象にならない費用を対象としています。

制度の流れ

1.意思決定支援(カウンセリング)に要する費用について

1.助成の対象となるもの

  1. 指定医療機関(※1)で妊孕性温存治療の実施に関する意思決定支援(カウンセリング)を受け、妊孕性温存治療に至らなかった方の意思決定支援(カウンセリング)の費用
  2. 意思決定支援(カウンセリング)実施医療機関証明書(第1号様式)の作成に要する費用

 ※1)神奈川県内の指定医療機関は神奈川県ホームページ(外部サイト)でご確認ください。神奈川県以外の都道府県が指定している指定医療機関で実施された場合も助成対象になります。各自治体のホームページ等をご確認ください。

 ※医療保険は対象外です。他の助成を受けていない費用が対象です。

2.助成の対象となる人

次のすべてに当てはまる人

  1. 申請日現在、横須賀市に住民登録がある人
  2. 国の要綱に基づく妊孕性温存治療の対象者の人
  3. 初回の意思決定支援(カウンセリング)実施日における年齢が43歳未満の人
  4. 指定医療機関で妊孕性温存治療の実施に関する意思決定支援(カウンセリング)を受けたうえで、妊孕性温存治療に至らなかった人(※2)

  5. 市税の滞納がない人
  6. 横須賀市暴力団排除条例(平成24年横須賀市条例第6号)に規定する暴力団員等ではない人

 ※2)意思決定支援(カウンセリング)の実施した結果、治療を開始しなかった人が対象です。意思決定支援を受け、妊孕性温存治療を開始する場合は、神奈川県による助成事業があります。

3.助成金額

支払った金額の7割(10円未満の端数があるときは、端数を切り捨てた金額)または助成上限額の低い方の金額

対象となる費用 助成上限額
カウンセリングに要する費用 10,000円

4.助成回数

1回限り

5.申請期限

意思決定支援(カウンセリング)終了日の翌日から起算して1年以内

6.助成金の交付申請

次の必要書類を市にご提出ください。

  1. 横須賀市若年がん患者等妊孕性温存治療に関する助成申請書(PDF:57KB) 記入例(PDF:120KB)
  2. 意思決定支援(カウンセリング)実施医療機関証明書(PDF:97KB)及び文書作成料がかかった場合は文書作成料が分かる領収書等
  3. カウンセリングに要する費用が分かる領収書及び診療明細書
  4. 実績報告書(PDF:39KB) 記入例(PDF:211KB)
  5. 請求書(PDF:33KB) 記入例(PDF:215KB)
  6. 振込口座がわかる書類(通帳等の写し)
  7. 本人確認書類(運転免許証、マイナ保険証、資格確認書等)の写し
  • 申請内容の審査完了後、市から交付決定通知書を郵送します。

2.検体の凍結保存更新料について

1.助成の対象となるもの

  1. 国の規定に基づく都道府県の妊孕性温存治療の助成を受けて凍結保存した検体の凍結継続に係る費用
  2. 妊孕性温存治療実施日証明書(第2号様式)の作成に要する費用
  3. 凍結期間保存継続証明書(複数年保存用)(第3号様式)の作成に要する費用

妊孕性温存治療実施時に、初回の凍結保存に係る費用として支払った費用(神奈川県等の都道府県の助成対象)は対象になりません。神奈川県の妊孕性温存治療費の助成については、神奈川県のホームページ(外部サイト)をご確認ください。

2.助成の対象となる人

次のすべてに当てはまる人

  1. 申請日現在、横須賀市に住民登録がある人
  2. 凍結保存の継続に要する費用の支払日における年齢が43歳未満の人
  3. 国の要綱に基づく都道府県の妊孕性温存治療の助成を受けた人
  4. 市税の滞納がない人
  5. 横須賀市暴力団排除条例(平成24年横須賀市条例第6号)に規定する暴力団員等ではない人

3.助成金額

支払った金額の7割(10円未満の端数があるときは、端数を切り捨てた金額)または助成上限額の低い方の金額

対象となる費用 助成上限額
検体の凍結保存に要する費用(卵子、胚(受精卵)、卵巣組織) 30,000円
検体の凍結保存に要する費用(精子) 15,000円

4.助成回数

2回まで(他自治体で凍結保存更新料の助成を受けている場合も助成回数に含みます。)

都道府県の妊孕性温存治療の助成事業による助成1回につき、本助成を1回交付します。都道府県の助成決定を2回受けた方は、市へも最大2回、凍結保存更新料の申請が可能です。

<1回の数え方>

胚(受精卵)・卵子凍結:1回の採卵周期に行った治療で凍結した検体の保存更新を1回と数えます。1回の採卵周期に行った治療で、一部を胚(受精卵)凍結、一部を卵子凍結した場合には、1回の治療とみなし、助成上限額は3万円とします。

卵巣組織凍結及び再移植:1回の手術で凍結した検体の保存更新を1回と数えます。

精子凍結:1回の採精手技で凍結した検体の保存更新を1回と数えます。

精巣内精子採取術:1回の手術で凍結した検体の保存更新を1回と数えます。

5.助成年数

凍結保存更新料を初めて支払った日の年齢(助成回数1回ごと)

38歳以下の方は最大5年

39歳以上43歳未満の方は43歳に達するまでの年数

他の自治体で助成を受けた場合はその年数も助成年数に含めて数えます。

(例)

【神奈川県への申請】

令和6年6月1日に1回目の妊孕性温存治療を実施し卵子凍結(凍結期限:令和7年5月31日)

令和6年6月28日に次の採卵周期で2回目の妊孕性温存治療を実施し卵子凍結(凍結期限:令和7年6月27日)

1回目、2回目の妊孕性温存治療費について神奈川県から助成決定を受けた。

【市への申請】

令和7年5月31日、30歳の時に1回目の妊孕性温存治療で凍結した卵子の保存継続にかかる1年分(令和7年6月1日~令和8年5月31日分)の保存更新料を支払った。

令和7年6月27日に2回目の妊孕性温存治療で凍結した卵子の保存継続にかかる1年分(令和7年6月28日~令和8年6月27日)の保存更新料を支払った。

→神奈川県から2回助成決定を受けているため、1回目、2回目の妊孕性温存治療で凍結した卵子の保存更新料どちらも市へ助成申請ができます。

保存更新料の支払日における年齢が30歳のため、助成年数は5年となり、

1回目、2回目共に妊孕性温存治療で凍結した卵子の保存更新料最大5年分を助成します。

6.申請期限

更新料支払日の翌日から1年以内

 

【複数年分の凍結保存更新料を一括で支払った場合】

複数年分の凍結保存更新料を一括で支払った場合は、支払日の翌日から起算して1年以内に初回申請が必要です。補助金の交付は1年単位ですので、数年分の更新料を一括で支払った人も1年ごとに申請が必要です。

複数年保存のイメージ図

(例)

 令和6年6月1日に妊孕性温存治療を実施し卵子凍結。(凍結期限:令和7年5月31日)。妊孕性温存治療費について都道府県から助成決定を受けた。

 その後、令和7年5月31日、30歳の時に卵子凍結の保存継続にかかる3年分(令和7年6月1日~令和10年5月31日分)の保存更新料を支払った。

→1年間(令和7年6月1日~令和8年5月31日)の凍結保存の証明として「凍結保管機関保存継続証明書(複数年保存用)」を医師に記入してもらい、令和8年5月31日までに初めての凍結保存更新料の申請を行ってください。

 前年度に交付決定を受けた更新料の申請(2年目)は、前年度(令和7年6月1日~令和8年5月31日)の保存期間が経過した令和8年6月1日以降に1年間(令和8年6月1日~令和9年5月31日)の凍結保存の証明として「凍結保管機関保存継続証明書(複数年保存用)」を医師に記入してもらい、令和9年5月31日までに2年目の凍結保存更新料の申請を行ってください。

 翌年分(令和9年6月1日~令和10年5月31日)は、令和10年5月31日までに申請を行ってください。

7.助成金の交付申請

次の必要書類を市にご提出ください。

  • 凍結保存更新料の申請(初回)
  1. 横須賀市若年がん患者等妊孕性温存治療に関する助成申請書(PDF:57KB) 記入例(PDF:121KB)
  2. 凍結保存更新料として支払った金額がわかる領収書及び診療明細書
  3. 指定医療機関が発行した妊孕性温存治療実施日が確認できる領収書や診療明細書等の書類(紛失した場合は妊孕性温存治療実施日証明書及び文書作成料がかかった場合は文書作成料が分かる領収書等)
  4. 「神奈川県がん患者等妊孕性温存治療費等助成事業助成金額決定通知書」または他の都道府県で国の規定に基づき実施される事業の助成金額決定通知書
  5. 実績報告書(PDF:39KB) 記入例(PDF:211KB)
  6. 請求書(PDF:33KB) 記入例(PDF:215KB)
  7. 振込口座がわかる書類(通帳等の写し)
  8. 本人確認書類(運転免許証、マイナ保険証、資格確認書等)の写し
  9. (複数年分の凍結保存の更新料を一括で支払った場合のみ提出)凍結保管機関保存継続証明書(複数年保存用)(PDF:107KB)及び文書作成料がかかった場合は文書作成料が分かる領収書 (医療機関用記入例)(PDF:234KB)
  • 前年度に交付決定を受けた費用(2年目以降)の申請
  1. 横須賀市若年がん患者等妊孕性温存治療に関する助成申請書(凍結保存2年目以降)(PDF:101KB) 記入例
  2. 凍結保存更新料として支払った金額がわかる領収書及び診療明細書
  3. 実績報告書(PDF:39KB) 記入例(PDF:211KB)
  4. 請求書(PDF:33KB) 記入例(PDF:215KB)
  5. 振込口座がわかる書類(通帳等の写し)
  6. 本人確認書類(運転免許証、マイナ保険証、資格確認書等)の写し
  7. (複数年分の凍結保存の更新料を一括で支払った場合のみ提出)凍結保管機関保存継続証明書(複数年保存用)(PDF:107KB)及び文書作成料がかかった場合は文書作成料が分かる領収書 (医療機関用記入例)(PDF:234KB)
  • 申請内容の審査完了後、市から交付決定通知書を郵送します。

申請先

横須賀市民生局健康部健康管理支援課の窓口へ直接提出または郵送で提出。

〒238-0046
横須賀市西逸見町1丁目38番地11ウェルシティ市民プラザ3階

横須賀市民生局健康部健康管理支援課

市民健診・がん対策推進担当

  • 行政センター、役所屋では受付しておりません。

申請書類

様式名 PDF 記入例
意思決定支援(カウンセリング)実施医療機関証明書(第1号様式) 第1号様式(PDF:97KB)
妊孕性温存治療実施日証明書(第2号様式) 第2号様式(PDF:39KB)
凍結保管機関保存継続証明書(複数年保存用)(第3号様式) 第3号様式(PDF:107KB) 記入例(PDF:234KB)
横須賀市若年がん患者等妊孕性温存治療に関する助成申請書(第4号様式) 第4号様式(PDF:57KB)

記入例(カウンセリング)(PDF:120KB)

記入例(凍結保存)(PDF:121KB)

横須賀市若年がん患者等妊孕性温存治療に関する助成申請書(凍結保存更新2年目以降)(第5号様式) 第5号様式(PDF:101KB) 記入例(PDF:113KB)
実績報告書(第8号様式) 第8号様式(PDF:39KB)

記入例(カウンセリング)(PDF:211KB)

記入例(凍結保存)(PDF:211KB)

請求書(第9号様式) 第9号様式(PDF:33KB) 記入例(PDF:215KB)

 

 

お問い合わせ

民生局健康部健康管理支援課

〒238-0046 横須賀市西逸見町1丁目38番地11 ウェルシティ市民プラザ3階

電話番号:046-822-4307

ファクス:046-845-6871

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページは見つけやすかったですか?

このページは分かりやすかったですか?

このページは役に立ちましたか?