更新日:2022年4月5日
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HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)は、子宮頸がんの原因とされる発がん性のヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を防ぐワクチンです。また、2価ワクチン(サーバリックス)と4価ワクチン(ガーダシル)の2種類のワクチンがあります。
平成25年度から、法律による定期予防接種になりました。
厚生労働省サイト「ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン~」(外部サイト)
平成25年6月14日付厚生労働省通知に基づき、積極的な接種勧奨を中止しておりましたが、令和3年11月26日付厚生労働省通知「ヒトパピローマウイルス感染症に係る定期接種の今後の対応について」により、平成25年度の通知が廃止され、接種についての積極的勧奨の再開の方針が示されました。
これにより、横須賀市でも令和4年4月以降、接種についての個別通知発送を再開いたします。
積極的勧奨の差控えにより接種機会を逃した方に接種機会を確保するためのキャッチアップ接種も実施いたします。対象の世代の方には、順次接種のご案内(予診票等)を送付いたします。
キャッチアップ接種の期間中に定期接種の対象から新たに外れる「平成18年4月2日から平成20年4月1日までの間に生まれた方」も順次キャッチアップの対象者となるため、接種期間は「令和7年3月31日まで」となります。
平成25年6月14日付厚生労働省健康局通知により、ワクチンとの因果関係を否定できない持続的な疼痛が、接種後に特異的に見られることから、同副反応の発生頻度等がより明らかになり、国民に適切な情報提供ができるまでの間、定期接種の積極的勧奨を差し控える旨、勧告を受けました。
これを受け、横須賀市としては当面、国の動向に沿ってHPVワクチンの積極的な接種勧奨(接種券を定期的に個別送付すること)は止めることといたします。ただし、定期接種そのものを中止するものではないので、下記の対象者のうち希望者は定期接種を受けることができます。
HPVワクチンの定期接種を受ける場合には、ワクチン接種の有効性及び安全性等について説明している上記、厚生労働省サイト「ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン~」に掲載されているリーフレット「小学校6年生~高校1年生相当の女の子と保護者の方へ大切なお知らせ」をお読みになってください。
定期接種の対象は、小学校6年生~高校1年生相当の女子です。
なお、標準接種年齢は、中学校1年生です。
標準的な接種年齢の中学1年生の女子に予診票等を送付いたします。
(令和4年度は、高校1年生から中学1年生が対象です。)
協力医療機関(接種券と一緒に一覧表をお送りします)
接種後の体調不良につきましては、接種した医療機関へご相談ください。
ワクチン接種の副反応によって、医療機関での治療が必要になったり、生活に支障がでるような障害が残るなどの健康被害が生じた場合は、保健所企画課へお問い合わせください。
現在、HPVワクチンの定期接種は積極的な勧奨を中止していますので、20歳になったら、子宮頸がん検診を受けましょう。
また、全てのヒトパピローマウイルスに予防効果がある訳ではありません。ワクチン接種をした方も、20歳になったら、子宮頸がん検診を受けましょう。詳しくは下のリンクより該当ページをご覧ください。
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