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更新日:2022年12月26日
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麻しん風しん混合ワクチンは、1歳の時に1回目の接種、年長児の時に2回目の接種を行います。
麻しん風しん混合ワクチン(あるいは麻しんワクチン)の接種を受けた人のほとんどが抗体を獲得しますが、抗体ができない場合もあります。よって、2回接種することで、抗体の獲得がより確実なものとなります。
体内で作られた免疫機能が、再度のワクチン接種(2回目の接種)によって、さらに免疫機能が高まる効果(ブースター効果)により、より強固な免疫の獲得が可能になります。
1歳児に接種を行う1回目を逃してしまった場合でも、2回目の接種は可能です。理由1でも説明したとおり、1回の接種でも抗体獲得の効果が見込まれます。
テレビや新聞などのマスメディアでも大きく取り上げられましたが、平成27年3月に世界保健機関(WHO)により、日本が麻しんの排除状態であることが認定されました。
今後も、麻しんの排除状態を保つためにも、また、お子さまの罹患を予防するためにも、麻しん風しん混合ワクチンの2回の接種を定着させていくことが望まれます。
横須賀市の現状として、平成30年度の麻しん風しん混合ワクチンの1回目の接種率は97.0%、2回目の接種率は91.5%となっています。神奈川県の平成30年度の接種率も1回目が99.5%、2回目が94.9%、となっており2回目の接種率の伸び悩みが見受けられます。
麻しん風しん混合ワクチン2回目が未接種の年長児への勧奨通知や、市教育委員会の協力を得て、就学前健診で保護者へのお知らせなどを実施し、麻しん風しん混合ワクチンの2回目接種の重要性をお知らせすることで接種率向上の取り組みを行っています。
お友達や家族の間でも、お互い「麻しん風しん混合ワクチンの2回目って、知ってる?」などと声を掛け合っていただけると幸いです。
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