更新日:2023年3月10日
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色彩景観の形成を重点的に推進するために、建築物等色彩協議要綱に基づき、色彩景観形成地区を指定しています。
地区指定をするときは、当該地区のみなさんと市とで協働して地区の範囲や当該地区の色彩指針を定めます。
地区の現状や周辺の環境を考慮した色彩調和を目指す色彩指針を策定して、その指針にもとづいて建築物・工作物の新築、改築や塗り替えの際に市と協議をしています。
マボリシーハイツ地区は宅地をささえる大谷石やレンガ造のフラワーベルトと穏やかな色彩の住宅で品格のある住宅地の特性を形成しています。この街並みに建築物や工作物などの新たな色彩が加わることで、調和感をみだすようなことは避けたいと考え、本市ではマボリシーハイツ地区を色彩景観形成地区に指定いたしました。
地区のみなさんといっしょに建築物等の色彩と周辺の景観を関係づけながら地域独自の色彩指針を定めて、建築行為等をおこなう際には、その指針をもとに色彩について協議し、マボリシーハイツ地区の秩序ある色彩景観を創っていきたいと考えております。
大津町1丁目21番、馬堀海岸1~4丁目、馬堀町4丁目9番
建築物の外壁の基調色はマボリシーハイツ地区内の建築色として見慣れた色相(黄赤、赤、黄)および無彩を基本とし、明度や彩度は次の範囲で考えましょう。
色相 | 明度 | 彩度 |
---|---|---|
YR(黄赤) | 4.0~9.0 | 4.0以下 |
R(赤)、Y(黄) | 4.0~9.0 | 2.0以下 |
GY(黄緑)、G(緑)、BG(青緑)、B(青)、 |
4.0~9.0 | 1.0以下 |
N(白~黒) | 4.0~9.0 | - |
建築物の屋根の色彩基準は一般的地域と同じですが、できるだけ配慮事項を基本に考えましょう。
色相 | 彩度 |
---|---|
R(赤)、YR(黄赤) | 6.0以下 |
Y(黄) | 4.0以下 |
GY(黄緑)、G(緑)、BG(青緑)、B(青)、 |
2.0以下 |
・屋根の基調色は、低明度、低彩度の色彩および無彩を基本に考えましょう。
・周辺と同一または類似する色相を使用して調和を図りましょう。
・周辺と同一または類似する彩度および明度を使用して調和を図りましょう。
建築物の基調色に準じたものとし、多色の使用はできるだけ避けるようにしましょう。
強い日差しや風雨にさらされる屋根材は、堅牢な材料であると共に色彩も汚れや変色、退色に強いものが好ましく、屋根の機能上から彩度や明度の低い色彩を考えましょう。
マボリシーハイツ色彩景観形成地区の建築色としては、色相YR、Yや無彩が多く隣り合う建物の外壁色に使われています。このような、色彩の調和がとれたまちなみに、違和感のないような外壁色とするには、見慣れた色彩を使用して隣接する建物がお互いの色相や明度をそろえていくことを考えましょう。
よこすか海岸通りに連続してマンションが建並ぶ当該地区では、外壁等の塗替えを行う際に、地区独自の色彩指針にもとづき周辺と調和のとれた色彩景観の形成を目指し、その外観の色彩について横須賀市と協議し、それぞれのマンション色彩を調整しています。
このように、色彩基準をもとに色彩をコントロールしていくことで、まちなみの連続性を保持し、隣接する建物や周辺の環境と調和させよこすか海岸通りの街並み色彩を創造しています。
また、当該地区では個々の建物の個性も大切に考え、単調な色彩景観となることを避けて通りに面する低層部では、基調色と調和する色相で明度や彩度を効果的に変化させ歩行空間への色彩演出も心がけています。
小川町21番地、小川町24番-4~5、小川町25番-4~5、小川町28番-1※区域図(PDF:558KB)
○ベースカラー
建物の中高層部分の外壁基調色は、落ち着いた統一性が保持されるよう地区周辺の見慣れた色相(黄赤、黄)を基本に、明度や彩度を次の範囲で考えましょう。
色相 | 明度 | 彩度 |
---|---|---|
見慣れた色相(YR(黄赤)・Y(黄)) | 8.0~9.0 | 2.0以下 |
その他の色相および無彩 | 8.0~9.0 | 0.5以下(無彩は明度のみ) |
○アシストカラー
建物の低層部(GL+10m以下または3層まで)の外壁の色彩は、建物の個性を活かし色彩景観が単調となることを避けるために、よこすか海岸通りに面する外壁面では、次の範囲内の基調色と調和する色相で、明度や彩度に効果的な変化を持たせましょう。
色相 | 明度 | 彩度 |
---|---|---|
見慣れた色相(YR(黄赤)・Y(黄)) | 4.0~8.0 | 6.0以下 |
その他の色相および無彩 | 4.0~8.0 | 2.0以下(無彩は明度のみ) |
色相 | 彩度 |
---|---|
R(赤)及びYR(黄赤) | 6.0以下 |
Y(黄) | 4.0以下 |
その他の色相 | 2.0以下 |
○アクセントカラー
デザイン的な色彩効果を高めるために、アクセントカラーを使用するときには小面積(基調色の1割程度以下)として、多色の使用は避け本市の指名する専門家のアドバイスを受けます。
建築物の色彩は、まちなみの連続性を保持するものとし、隣接する建物や周辺の環境と調和する落ちついたものとしましょう。
横須賀ニュータウン湘南池上地区は低層住宅地区・共同住宅地区・沿道施設地区の3つの性格を持ち横須賀に新たな魅力を創りだす街として開発された地域です。
この新たに創りだされる街並みを構成する建物や工作物などの色彩が、周辺の自然の緑との対比が強すぎて違和感を感じさせることがないよう、色彩景観形成地区に指定されました。
※区域図(PDF:1,410KB)
池上7丁目の一部
横須賀ニュータウン湘南池上色彩景観形成地区では、土地の利用状況から2つのゾーンを設定しています。
●Aゾーン:戸建・集合住宅
●Bゾーン:沿道型商業施設
ゾーン毎に使用できる色彩の範囲は次のとおりです。
色相 | 明度 | 彩度 |
---|---|---|
YR(黄赤)・Y(黄) | 4.0以下 | 2.0以下 |
N(白・黒) | 4.0以下 | - |
色相 | 明度 | 彩度 |
---|---|---|
YR(黄赤) | 4.0~9.0 | 4.0以下 |
R(赤)・Y(黄) | 4.0~9.0 | 2.0以下 |
N(白・黒) | 4.0~9.0 | - |
色相 | 明度 | 彩度 |
---|---|---|
YR(黄赤)・Y(黄) | 4.0以下 | 2.0以下 |
その他有彩色 | 4.0以下 | 1.0以下 |
N(白・黒) | 4.0以下 | - |
色相 | 明度 | 彩度 |
---|---|---|
YR(黄赤) | 4.0~9.0 | 4.0以下 |
R(赤)・Y(黄) | 4.0~9.0 | 2.0以下 |
その他有彩色 | 4.0~9.0 | 1.0以下 |
N(白・黒) | 4.0~9.0 | - |
強い日差しや風雨にさらされる屋根材は堅牢な材料で色彩も汚れや変色や退色に強いものが好ましく、屋根の機能上から彩度や明度の低い色彩を考えましょう。
周辺の自然環境と調和しやすい色彩を基本に、隣接する建物がお互いの色相や明度をそろえていくことで落ち着いた統一感のあるまちなみとなるよう外壁の基調色を考えましょう。
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