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更新日:2015年2月18日

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地震による被害について

地震は突然発生し、様々な被害を私たちの社会に及ぼします。以下に地震による直接的な被害を挙げます。

  • 地震動、液状化による建物や社会のインフラ被害

地震動による直接的な破壊と、揺れにより土壌の水分が上昇して発生する液状化により建物や道路、電気、都市ガスなどのインフラが被害を受けます。(インフラ:学校、病院、道路、橋梁、鉄道路線、上水道、下水道、電気、ガス、電話など社会的基盤を指すインフラストラクチャーの略です。)

 

  • 出火・延焼による被害

地震動による建物の倒壊や危険物施設などの破壊により火災が発生します。
1923年の関東大震災や1995年の阪神淡路大震災での大火災や2003年の十勝沖地震でのタンク火災が例として挙げられます。

 

  • 山・崖崩れ被害

地震動により、山岳や傾斜地で斜面崩壊が発生し、交通の寸断、河川の塞き止め、建物被害などが発生します。
2004年の新潟中越地震では、元々地すべり地形の上に、例年にない多雨が影響し、多くの土砂崩れが発生しました。
2008年の岩手・宮城内陸部地震では、火山性のもろい地質の山間部に大規模な地すべりや山崩れが発生しました。
河川の塞き止めは、2次災害として、塞き止めた土砂が決壊することで、下流を土石流や洪水が襲うことがあり、過去には1847年の善光寺地震で大きな被害を出した他、2004年新潟中越地震や2008年岩手・宮城内陸部地震でも「土砂崩れダム」として問題となりました。

 

 

  • 津波による被害

2011年の東日本大震災では、東北地方の沿岸を中心に巨大な津波が押し寄せました。
地震によって海底に断層が生じて海底の地表面が上下に変化すると、その地形変化がそのまま海面に現われ、水位の変動がうねりとなって周囲に拡大して行き、津波となります。
津波の波長は、一般に水面に見られる風浪と比べてはるかに長く、水深が浅くなると急激に波高が高まるため、津波が内陸に押し寄せる際には、あたかも海面自体が上昇するように水位が高まり、大きな水圧による破壊力が加わります。

 

  • 落下物などによる被害

地震動により、建物等に被害が及んだ場合、倒壊に至らなくとも、外壁や窓ガラス、看板等が落下することにより、周囲に被害を与えることになります。

 

  • 人的被害

上記5つにより被害を受ける建物などとともに、そこに居合わせた人々にも被害がおよびます。

 

 

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お問い合わせ

市長室危機管理課

横須賀市小川町11番地 本館1号館5階<郵便物:「〒238-8550 危機管理課」で届きます>

内線:046-822-8357

ファクス:046-827-3151

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