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更新日:2015年2月18日
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海岸付近で強い揺れを感じた場合、揺れは小さくとも長い時間ゆっくりした揺れを感じた場合は、津波が発生した恐れがあります。直ちに防災行政無線、テレビ、ラジオなどで津波情報を入手しましょう。
→情報収集方法(防災行政無線、防災情報メール)
岩手県釜石市では、地震が発生したら率先して逃げるという教育が徹底されていたため、東日本大震災の際に、小中学校の児童・生徒が迅速・適切な避難行動をとり、またその避難行動がきっかけとなって周囲の住民が避難し、被害を最小限に抑えたという事例がありました。
津波警報の発令を知っても、多くの人は「正常性の偏見」(自分にとって都合の悪い情報を無視したり、過小評価してしまうという心のはたらき)により、「まさか、津波は来ない(大丈夫)だろう。」と思ってしまうと言われています。
しかし、そのような状況でだれか1人でも率先して避難しようとすると、多くの人々もそれにつられるように行動を始めるというのが人間の心理です。
自分の命を率先して守ることで、実は周りの多くの命を守ることにつながるのです。
津波からは「離れる」のではなく、いち早く「高い所」に避難しましょう。
基本的には徒歩で避難しましょう。自動車で避難すると、渋滞や事故が発生し、結果として逃げ遅れることになります。避難する際には、自動車の使用は原則としてやめましょう。
川からは離れるように避難しましょう。海沿いの川では津波が川を遡ってくるおそれがあります。
津波の情報を入手した場合に、興味本位で海面の状況を見に行くことは絶対にやめましょう。
津波の前には必ず潮が引くという言い伝えがありますが、これは間違いです。一度引いてから押し寄せてくることもあれば、いきなり高波が襲ってくる場合もありますので絶対に見に行かないようにしましょう。
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