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更新日:2024年3月19日

ページID:88893

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災害時の水道・下水道について

非常用飲料水の確保

上下水道局は、大規模災害発生後に水道施設から直接応急給水できる「応急給水拠点(1次給水拠点)」を、市内75か所に配備しています。

その内訳は、水道管直結式非常用貯水装置(通称・100トンタンク)からの給水46か所、配水池からの給水15か所、水道管(配水幹線、本管、特設管)からの給水12か所、非常用水源からの給水2か所です。

これらの確保水量の合計は約9.5万m3に及びます。

100トンタンクとは

水道管直結式非常用貯水装置(100トンタンク)は1979年に横須賀市水道局(現・同上下水道局)の震災対策事業の一環として、全国に先駆けて衣笠公園に設置されて以来、震災時避難場所などの学校や公園等に46基設置しています。

通常は水道水が循環していますが、地震などの災害発生時に異常を感知すると緊急遮断弁が自動的に閉じ、水がたまった状態になります。

1基当たり100トン(m3)を貯水できるので、1人1日3リットルの飲料水を供給するとして、1万人の市民の約3日分が確保されていることになります。

46基のうち45基が地下式タンクで、災害時に水道水の供給が止まると圧力がなくなるため、給水は手押しポンプで行います。

残る1基は三笠公園にあるSL型の地上タンクで、くみ上げる必要がないことから、そのまま応急給水栓を取り付けて使用します。

地下式100トンタンクの模式図

走水水源地等の非常用井戸

横須賀市の唯一の水源である「走水水源地」。関東大震災のときにも枯れることはなく、今なお「1日1,000m3」の供給能力を持っています。

大規模災害時には非常用井戸から「1日500m3」の水をくみ上げて増量します。合わせて「1日1,500m3」を供給できる応急給水拠点(非常用水源)として機能します。

同市林地区にも「1日1,500m3」の水をくみ上げることができる非常用井戸を設置しており、こちらも大規模災害時には応急給水拠点(非常用水源)として機能します。

横須賀市の応急給水拠点

応急給水拠点マップ

100map(PDF:758KB)

応急給水拠点リスト
No. 応急給水拠点 所在地 給水種別 貯水量(m3
1

鷹取高区配水池(鷹取小学校)

湘南鷹取4-7 配水池 3,000
2 鷹取中学校 湘南鷹取2-30-1 100トンタンク 100
3 追浜公園 夏島町2 100トンタンク 100
4 追浜中学校 夏島町12 100トンタンク 100
5 夏島小学校 浦郷町4-35 100トンタンク 100
6 田浦中学校 船越町7-66 100トンタンク 100
7 田浦第2配水池 船越町2-41 配水池 20,000
8 自衛隊横須賀病院 田浦港町1766-1 100トンタンク 100
9 長浦小学校 安針台3-1 100トンタンク 100
10 上下水道局応急給水広場(西逸見公園横) 西逸見町2-10 本管・特設管  
11 十三峠配水池 長浦町3-54 配水池 200
12 ヴェルニー公園 汐入町1-1 本管・特設管  
13 三笠公園 稲岡町82 100トンタンク 100
14 諏訪小学校 小川町18 100トンタンク 100
15 うみかぜ公園 平成町3-23 100トンタンク 100
16 安浦公園 安浦町2-1 配水幹線 12,000
17 三春コミュニティセンター広場 三春町2-12 配水幹線
18 坂本公園 坂本町1-19 配水幹線
19 不入斗公園 不入斗町1-2 配水幹線
20 文化会館 深田台50 100トンタンク 100
21 阿部倉配水池 阿部倉32 配水池 1,100
22 池上中学校 池上3-5-1 100トンタンク 100
23 池上配水池 池上7-28-22 配水池 240
24 平作第2公園 平作8-7 100トンタンク 100
25 衣笠公園 平作1-6 100トンタンク 100
26 衣笠中学校 平作2-31-1 100トンタンク 100
27 県立横須賀高校 公郷町3-109 100トンタンク 100
28 公郷小学校 公郷町4-5 100トンタンク 100
29 公郷中学校 公郷町5-81 100トンタンク 100
30 森崎配水池 森崎5-153-2 配水池 5,000
31 森崎小学校 森崎3-13-1 100トンタンク 100
32 大津公園 大津町5-4-1 100トンタンク 100
33 大津中学校 大津町5-2-1 100トンタンク 100
34 根岸小学校 大津町5-5-1 100トンタンク 100
35 大津1丁目(大津シーハイツ団地駐車場前) 大津町1-21 走水水源特設管  
36 大津1丁目公園 大津町1-21 走水水源特設管  
37 馬堀小学校 馬堀町4-10-1 走水水源特設管  
38 馬堀海岸2丁目公園 馬堀海岸2-24 走水水源特設管  
39 望洋小学校 桜ヶ丘1-50-1 100トンタンク 100
40 池田町3丁目第3公園 池田町3-1 100トンタンク 100
41 走水水源地 走水1-2 走水水源特設管  
42 鴨居配水池 小原台55 配水池 4,000
43 鴨居小学校 鴨居3-1-6 100トンタンク 100
44 鴨居中学校 鴨居3-2-2 100トンタンク 100
45 旧上の台中学校 鴨居2-55-15 100トンタンク 100
46 浦賀中学校 浦賀3-26-1 100トンタンク 100
47 浦賀高区配水池 浦賀丘1-16 配水池 5,000
48 吉井高区配水池 吉井1-485-9 配水池 5,000
49 久里浜配水池 久比里2-517-2 配水池 4,000
50 横須賀総合高校 久里浜6-1-1 100トンタンク 100
51 横須賀総合高校グランド 久里浜6-11 100トンタンク 100
52 久里浜小学校 久里浜6-6-1 100トンタンク 100
53 明浜小学校 久里浜6-7-1 100トンタンク 100
54 南体育会館 久里浜6-14-1 100トンタンク 100
55 神明小学校 神明町407 100トンタンク 100
56 神明公園 神明町1-8 100トンタンク 100
57 長沢低区配水池 岩戸5-6 配水池 10,000
58 長沢高区配水池 岩戸4-6 配水池 5,000
59 野比高区配水池 ハイランド1-1686-185 配水池 230
60 県立横須賀南高校 佐原4-20-1 100トンタンク 100
61 野比小学校 野比1-25-1 100トンタンク 100
62 野比東小学校 野比4-6-1 100トンタンク 100
63 長沢中学校 長沢5-1-1 100トンタンク 100
64 長沢殿前公園 グリーンハイツ11 100トンタンク 100
65 津久井小学校 津久井5-2-1 100トンタンク 100
66 県立津久井浜高校 津久井4-4-1 100トンタンク 100
67 武山中学校 武3-31-1 林非常用水源特設管  
68 武山配水池 武1-17 配水池 15,000
69 武山高区配水池 武3-3717-3 配水池 600
70 林非常用井戸 林4-88 林非常用水源特設管  
71 長井小学校 長井5-9-1 100トンタンク 100
72 市営長井アパート児童遊園 長井3-29 100トンタンク 100
73 荻野小学校 荻野8-1 100トンタンク 100
74 大楠中学校 芦名1-2-1 100トンタンク 100
75 湘南国際村西公園(消火栓) 湘南国際村1-2-5 本管・特設管  
  合計 94,970

大地震時に水道、下水道の使用はどうすればいいの?
~横須賀市上下水道局からの災害時のお願いと日ごろの備え~

大きな地震が起きると横須賀市内各所にある水道・下水道施設が被災し、が出ない、トイレが使えないなど、生活に影響が出ることが予想されます。

大地震発生

 被災規模によっては、数日この状態が続きます

大きな地震が発生し断水した時は、どこで水が手に入るのか?

  1. 大きな地震が発生し断水した場合は、市内75か所の応急給水拠点で1人1日3リットルの水をお配りします。
    水を入れる容器をお持ちください。
  2. 道路の通行が確保されたら、震災時避難所(全市立小中学校)に水を運搬し応急給水拠点を追加します。
  3. 水道管直結式非常用貯水装置(通称:100トンタンク)開設後は、震災時避難所運営委員会や町内会などに運営をお願いし、地域の皆さまには応急給水活動にご協力をいただきます。

日頃から自宅近くの応急給水拠点を確認しましょう。

応急給水拠点マップ

応急給水拠点の詳しい説明はこちら

応急給水の状況

運搬給水の実施

大きな地震が発生した時の下水道の使用方法は?

大きな揺れによって、ご自宅や道路内の下水管の破損やポンプ場・浄化センターなどの下水道施設の運転が停止し、トイレなどが使用できなくなる場合があります。

  1. まず、自宅の建物、敷地内の下水管で汚水が流れるか確認してください。
    お風呂の残り湯などで、トイレに水を流し、自宅敷地内で溢れ出すことがないかを確認してください。
    集合住宅の場合は、下階のお宅への影響にも配慮が必要です。
  2. 自宅の下水道が使用できる場合でも、道路で下水が溢れていたら、トイレの使用を控えていただくようお願いします。
    その場合は、携帯トイレや避難所の仮設トイレ、マンホールトイレの使用をお願いします。
  3. 下水管が壊れて流れにくくなっている可能性があるので、使用した紙などトイレに流さずに「燃せるごみ」として処理してください。
  4. 下水道の状況に応じて、下水道使用の自粛や再開を広報します。
    また、復旧工事で下水の使用を控えていただく必要がある時は、ご協力をお願いします。

道路が破損していた場合

道路内の下水管が破損し下水を流せない

道路と宅地に段差が発生した場合

道路と宅地に段差が発生し下水を流せない

公用車による広報

公用車による広報>

災害に備えて、日ごろからの準備は?

  1. 非常用として、飲料水の備蓄(1人1日3リットル)を最低3日分程度(可能であれば7日分)お願いします。
  2. 災害時に水を入れる容器(5~10リットル)の備えをお願いします。
  3. トイレや洗濯などの生活用水や、火災が発生した場合の消火用水として、
    お風呂に水を貯めておくなど水の確保を日ごろからしておくことをお勧めします。
  4. 災害直後の仮設トイレは大変混雑し、プライバシーを保てないことが予想されます。
    自宅のトイレで使用できる携帯トイレの備蓄を7日分程度お願いします。

市販のペットボトル水等

市販のペットボトル水等を備蓄して
ください。賞味期限に注意が必要です。

携帯トイレ

携帯トイレは、トイレ(バケツ等でも可)にビニール袋をかぶせ、排泄物を凝固剤で固め、「燃せるごみ」として処理するものです。ホームセンターなどで販売しています。

この内容の印刷用はこちら(PDF:577KB)です。

災害2輪調査隊

昭和61年(1986年)3月に起きた風雪による停電で、大規模な断水事故が起きたことを契機に、機動的な調査・連絡体制等をとるため、昭和62年(1987年)4月に生まれたオートバイによる調査隊です。

ブルーのユニホームとオートバイを使用しているため、通称「ブルトラ隊」と呼んでいます。19名の隊員で発足しました。

平成16年(2004年)10月に起きた新潟中越地震で応援派遣されまた。

災害2輪調査隊 1

災害2輪調査隊 2

お問い合わせ

上下水道局技術部計画課

横須賀市小川町11番地 本館1号館8階<郵便物:「〒238-8550 計画課」で届きます>

電話番号:046-822-8614

ファクス:046-821-4611

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