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更新日:2024年11月8日
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里親になりませんか?
里親についての質問や相談を随時お受けします。
親の病気、家出、離婚、そのほか様々な事情により家庭で生活できない子どもがいます。そのような子どもたちを自分の家庭に迎え入れて、一時的に、あるいは継続的に家庭的な雰囲気の中で、愛情と理解を持って育ててくださる方を里親といいます。
里親は、委託期間や目的などにより4種類あります。
欠格事由について 本人またはその同居人が次のいずれかに該当する者は、養育里親及び養子縁組里親となることができない。
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Q1)里親に年齢制限はありますか?
A1)里親(養育里親、専門里親、養子縁組里親)の年齢は、養育可能な年齢であるかどうかを判断しますので、年齢の下限、上限に一律制限はありません。
Q2)収入制限はありますか?
A2)必要とされる収入額についての定められた基準はありません。家族構成や、子どもの数によっても違いはありますが、日々の生活が安定して維持できることが要件となります。
Q3)養育にかかる費用は誰が負担するのですか?
A3)子どもの年齢や状況に応じて、生活費、教育費など一定額の経費が公費で支給されます。また、養育里親・専門里親・養子縁組里親については、里親手当が支給されます。
Q4)里親として登録されるまでの流れ、手続きはどうなりますか?
A4)横須賀市の手続きの流れは以下のようになります
(1)相談 | 居住地を管轄する児童相談所で説明を受けてください。(横須賀市在住の方は、横須賀市児童相談所で相談となります) 希望の動機や仕事、家庭構成等をお伺いします。 |
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(2)基礎研修 | 日程は2日間。講義を受講していただくことや施設を見学していただきます。 |
(3)意向確認 | 対象者から意思確認の連絡をいただき、申請となります。 |
(4)認定前研修 | 日程は4日間。基礎研修を受けた方が対象になります。 |
(5)調査 | 児童相談所の担当者や児童相談所長が家庭訪問をし、家庭状況、生活歴及び養育方針などを伺います。 |
(6)審査 | 児童福祉審議会で里親としての適格性が審査されます。 |
(7)認定決定 | これらの手続きを経て認定となります。ここまでに半年から1年程度の期間を要します。 |
(8)認定後研修 | 日程は10日間が基本。乳児院での実習があります。子育て経験がある方、ない方で実習日数が変わります。 |
Q5)子どもの性別・年齢などの希望は言えますか?
A5)里親さんから事前に子どもの性別・年齢・養育期間などのご希望は伺いますが、必ずしもご希望に添えるとは限りません。
Q6)里親として養育する期間はどのくらいですか?
A6)養育をお願いする期間は数日から18歳になるまでの長期間の場合まで、その子の事情によります。例えば、普段は施設などで生活している子どもを、週末だけ里親として預かる制度もあります。
Q7)実子がいますが里親になれますか?また、何人まで養育できますか?
A7)実子がいても里親になれます。里親として実際に里子を受託するときは、実子と十分に話し合い、家族の一員として受け入れて下さい。
また、委託児童等の人数の限度は、委託児童は4人までと決まりがあり、実子との合計は6人までとなっています。
Q8)単身者や同性カップルでも里親になれますか?
A8)養育里親の場合、単身者や同性カップルであるということで里親になれないという事はありません。子どもの養育についての理解、熱意また愛情を有しているかなど、生活の安定と子どもを適切に養育できるかの要件を満たしているかを十分確認させていただいたうえで判断いたします。
Q9)婚姻の届出をしていない場合、パートナーも里親になれますか?
A9)婚姻の届けを出していなくても里親になることはできます。同居状態の安定性、継続性を十分考慮し、事実上婚姻関係と同様にある者(同性カップルを含む)は、配偶者とみなしますので、共に申請いただくことになります。
Q10)実際の里親のお話は聞くことができますか?
A10)各地域で里親体験発表会を実施しています。そこでは養育里親さんたちのそれぞれの体験談を聞いていただくことが可能です。所管の児童相談所にお問い合わせいただければ、開催日などご案内します。
Q11)子どもの養育等で困ったときは、相談できますか?
A11)子どもを養育する上でのご心配は、所管の児童相談所にご相談ください。また、里親サロンや里親会でも、経験のある里親さん方からアドバイスを受けることができたり、話を聞いてもらう機会があります。
Q12)里親会はどんな活動をしているのですか?
A12)里親制度の普及や研修、また里親同士の親睦などを目的とした、里親を会員とする支援組織です。そのほかにも里親を支援する制度がありますので、お気軽にご相談ください。
Q13)特別養子縁組と普通養子縁組について違いはどのようなことですか?
A13)特別養子縁組と普通養子縁組の大きな違いは、実親さんと子どもの関係にあります。特別養子縁組の場合には、実親さんとの関係を法律的に消滅させ、養父母との間に実親子と同様の関係を成立させることになり、戸籍の続柄記載が「長男・長女」となります。
一方、普通養子縁組の場合には、養父母と子どもの間に法律的な親子関係は成立しますが、実親との関係は消滅せず、実親への民法上の扶養、相続関係は継続します。また、戸籍の続柄記載も「養子・養女」となります。
Q14)後継ぎがいないので、里子に家を継がせたいのですが。
A14)里親制度は、家庭での養育が困難な子どもに温かい愛情と正しい理解を持った家庭を提供することにより、子どもを健やかに育成し、子ども自身の福祉を図る「子どものための制度」です。「後継ぎが欲しい」、「老後の世話をさせたい」あるいは「家業を手伝わせたい」というような目的では委託することはできません。
子どもが好き、子どものために何かできないだろうか、そんなあなたの力を地域の子育て支援に活かしてみませんか?
里親について知りたい方、話を聞いてみたい方、お気軽にご参加ください。
入場は無料です。
ご参加お待ちしております。
日時:令和7年1月25土曜日10時~12時に開催
場所:横須賀市立総合福祉会館5階視聴覚研修室
〒238-0041横須賀市本町2丁目1番
詳しくは、下記チラシをご参照ください。
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