更新日:2025年4月25日
ページID:109433
ここから本文です。
地元でつくられるよこすか野菜や地元産業の一つである農業について、生産者や農協とかかわりながら学び、体感することで、よこすか野菜や生産者への思いや地域愛を育み、また将来に渡るよこすか野菜の消費につなげるため、市内小学校にて食農教育を推進しています。
この活動では、生産者やJAよこすか葉山職員とともに校内での野菜づくり等を行う「農業交流促進事業」と、市職員による「出前授業」や「生産地見学」を展開しています。
地域の野菜や農業を学ぶことは、多角的な観点から子どもたちの生活に身近な課題や知らなかったことに対して気づきや経験を得ることができます。
食農教育の活用について(例)
毎年約3校を対象に、校内での野菜づくりや、それを通じたよこすか野菜の課題発見と解決への取り組み(アウトプット)までを、1年を通して学習する取り組みを行っています。
野菜づくりは、実際に市内生産者やJAよこすか葉山職員による指導のもと行っています。
対象校は年度当初に教育委員会と調整のうえ選定しています。
市職員によるよこすか野菜や農業に関する出前授業(単発)や、JAよこすか葉山による生産地見学を行っています。
ご希望の方(市内小学校に限る)はこちら(外部サイト)
カレーの街よこすか推進委員会(※1)とカレーの街よこすか事業者部会(※2)は、次世代を担う横須賀の子どもたちに「カレーの街よこすか」の関心を深めてもらうため、例年1月最終金曜日に全校一斉カレーの日を実施しています。この取り組みは、平成23年度から開始し、令和6年度で14回目の実施となります。
これまで、全校一斉カレーの日にあわせて市立小学校1校を対象に実施してきた、カレーライスとスパイスに関する授業について、令和6年度は、国が取り組む「ニッポンフードシフト(※3)」の食育の要素を取り入れ、「カレーライスから日本を考える」授業として、初めて横須賀で開催しました。授業の講師は、「ニッポンフードシフト」を展開している農林水産省と、「ニッポンフードシフト」の推進パートナーであり、カレーの街よこすか事業者部会に加盟しているハウス食品株式会社に務めていただきました。
授業では、「ニッポンフードシフト」の取り組みや日本の食料自給率、カレーの歴史や成り立ちについて説明いただきました。また、実際にスパイスを調合し、オリジナルのカレーパウダーを作る実習を行いました。
![]() |
![]() |
この取り組みを記念して、ハウス食品株式会社が食材使い切りをテーマに考案した地産地消の 「よこすか野菜のカレー」、および横須賀の地だこを使用した「たこともち麦のサラダ」をレシピ開発しました。
よこすか野菜(キャベツ、大根など)のカレー。大根の葉やキャベツの外葉も無駄なく使用。 |
横須賀産の地だこを使用。よこすか野菜の彩りと、地だこ、もち麦の食感が楽しいサラダ。 |
※1 カレーの街よこすかを推進するため、横須賀市、横須賀商工会議所、海上自衛隊横須賀 地方総監部等で構成される実行委員会です。
※2 カレーの街よこすかを推進するため、主に横須賀市内の民間事業者等を中心として構成される団体です。カレーの街よこすかの広報・宣伝や「よこすか海軍カレー」の提供及び各種カ レーの開発・販売、カレー関連食品の展開を行っています。
※3 ニッポンフードシフト:国内において「食」と「農」との距離が遠くなり、農業に対する意識・関心が薄くなるなかで、日本の食の未来を守るために、消費者と生産者が一体となって自分たちの課題と捉え、食から日本を考えるべく、国(農林水産省)が官民連携で取り組んでいる国民運動です。この取り組みのテーマの一つとして「カレーから日本を考える。」があります。
ニッポンフードシフトに関する詳細はこちら(外部サイト)
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください