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更新日:2022年4月1日
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たばこを吸うと、いろいろな病気になる危険性が高くなります。
たばこの煙には、ニコチンなど約5,000種類の化学物質が入っています。発がん性物質は、約70種類含まれます。
ニコチン |
心拍数の増加や血圧の上昇を引き起こす。たばこへの依存性を高める。 |
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一酸化炭素 | 酸素の運搬機能を妨げ、身体を酸素不足にする。 |
タール | 発がん性物質が多く含まれる。「やに」の原因物質。 |
加熱式たばこの煙にも、ニコチンや発がん性物質が含まれます。
たばこの煙は、のどや肺だけでなく、血液を通じて体のほぼすべての臓器に害を与えます。
そのため、いろいろな病気の原因や危険性を高めます。
肺がん・食道がん・肝臓がん・胃がんなど、約10種類のがんの原因となります。
例えば、喫煙者(男性)は非喫煙者(男性)に比べて肺がんのリスクが約4.5倍、食道がんのリスクが約3.7倍高くなると言われています。
血管の中の悪玉コレステロールが増加し、動脈硬化になりやすくなります。
動脈硬化が進むと、脳梗塞や心筋梗塞のリスクが高まります。
たばこの有害物質を吸い込むことで、気管や肺に炎症が起こり、息切れや呼吸困難になる病気です。
1度、発症すると肺の機能は元に戻りません。原因の90%以上は喫煙です。
ニコチンは、アルコールや薬物と同じように依存を起こす物質です。
たばこを吸うと、ニコチンは血液から脳に入り、満足感や覚醒作用を起こします。
ニコチンが切れると、イライラや集中力の低下が起き、また吸いたくなります。
病気にとどまらず、様々な影響があります。
・免疫力の低下により、新型コロナウイルスなどの感染症にかかりやすくなる
・妊婦さんの喫煙は、早産や低出生体重のリスクを高める
・体内のビタミンCが消費されて、肌荒れやシミの原因になる
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