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更新日:2025年11月20日

ページID:1901

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今週の感染症トピックス

令和7年11月10日から令和7年11月16日(2025年第46週)

今週の注目感染症

【インフルエンザ】

  • インフルエンザは、咳やくしゃみ、会話などで発生するしぶき(飛沫)の中に含まれるウイルスを吸い込んだり、ウイルスが付着した手で口や鼻に触れたりすることによって感染します。
  • 外出後の手洗いや、咳エチケット(咳・くしゃみの症状がある場合はマスク着用)を心がけ、感染を予防しましょう。

【麻しん】

  • 麻しんは、麻しんウイルスによる急性の感染症です。
  • 感染経路は空気感染、飛沫感染、接触感染で、感染力が非常に強く、免疫を持っていない人が感染するとほぼ確実に発症します。発熱、咳、鼻水、のどの痛み、目の充血等が数日続いたあと、高熱と全身の発疹が出現します。また、肺炎や中耳炎、脳炎を合併する場合もあります。
  • 特別な治療法はなく、対症療法(症状を和らげる治療)が行われます。
  • 予防にはワクチン接種が効果的です。日本では、予防接種法に基づく定期接種として、1歳で1回目、小学校入学前1年間に2回目のワクチンを、原則、麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)で行うことになっています(全額公費)。また、2024年度に定期接種の対象であった方で、2024年度内にMRワクチンの偏在等が理由でワクチン接種ができなかった方については、2025年4月1日から2年間、定期接種として公費で受けられることになりました(特例措置)。
  • 2025年は麻しんの流行している国が多くなっています。海外渡航前に予防接種歴を確認しましょう

全数把握対象疾患情報(横須賀市内)

【梅毒:1例】

  • 年齢群は20歳代、病型は早期顕症梅毒Ⅱ期、感染原因・感染経路は性的接触、感染地域は神奈川県。

【百日咳:4例】

  • 年齢群は10歳代3例、40歳代1例、感染原因・感染経路は学校1例、不明3例、感染地域は神奈川県横須賀市4例、ワクチン接種歴は有(1回)1例、不明3例。

定点把握対象疾患情報(横須賀市内)

横須賀市の感染症(五類定点)発生情報(週報)

  • 今週はインフルエンザの定点当たりの患者報告数が36.89人(先週20.22人)となり、警報レベル(30.00人)を超えました。今後も感染拡大に注意して予防対策に心がけてください。

 

お問い合わせ

民生局健康部保健所保健予防課

〒238-0046 横須賀市西逸見町1丁目38番地11 ウェルシティ市民プラザ3階

電話番号:046-822-4317

ファクス:046-822-4874

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