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更新日:2023年4月26日
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平成18年4月「高齢者虐待防止法」が施行され、「養護者(家族や親族など)による虐待」と
「養介護施設従事者など(高齢者福祉施設などの職員)による高齢者虐待」の2つに分け、対策を
定めています。
高齢者の虐待は、さまざまな要因が複雑に絡み合って発生することや、高齢者本人の生命や身体に
危険が及ぶことがあり、虐待と思われる状況を発見した場合は、早めに通報することが、深刻化を
防ぎます。
虐待に気づいたら、高齢者虐待防止センターやお住いの地域包括支援センターへご相談ください。
高齢者(65歳以上の人)に対して、暴力や暴言をはじめ、権利を無視し尊厳を冒す行為を行う
ことを言います。
種類 | 内容 | 具体例 |
---|---|---|
身体的虐待 |
高齢者の身体に、暴力などで傷や |
など |
心理的虐待 |
高齢者に対して高圧的な言葉や態度、無視や嫌がらせなどによって苦痛を与えるような行為 |
など |
介護や世話の放棄 |
高齢者が必要な医療や介護サービスの利用を妨げたり、衰弱させるような世話または長時間の放置などにより、高齢者の生活環境や身体的・精神的状況を悪化させる行為 |
など |
経済的虐待 |
高齢者の財産や金銭の無断使用や、本人が望む金銭の使用を理由なく制限するような行為 |
など |
性的虐待 |
高齢者の同意なく、わいせつな行為を行ったり、強要するような行為 |
など |
高齢者虐待問題の難しいところは、養護者(介護者)が介護により心身共に疲労し、
追いつめられていることが少なくないことです。
虐待をしていることに気づいても、さまざまな理由が原因で、自分では歯止めが
利かなくなっていることもあります。
高齢者の虐待を防ぐためには
などにより、虐待の悪循環を止めることが大切です。
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