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更新日:2022年3月16日

ページID:84007

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柱3 豊かな心

≪施策6   柱4 目標指標≫

施策7 いじめ・暴力行為への適切な対応

1 現状と課題

本市における児童生徒のいじめの認知件数、暴力行為の発生件数は増加しています。これは、各学校において初期段階のケースも含め、積極的にいじめや暴力行為の認知と対応を行っていることによるものですが、学校教育においては、「いじめはどの学校でも、どのクラスにも、どの子にも起こりうる」という基本的な考えに立ち、加害も被害もどちらも成長過程にある子どもであることを踏まえ、教員の日常的なきめ細かな指導を徹底するとともに、心理的・福祉的な側面から専門家も十分に活用しながら、未然防止と早期解決に努める必要があります。また、いじめが解消していると判断した後も注意深く見守っていくことが求められます。

いじめの認知件数

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※ 平成 29 年3月「いじめの防止等のための基本的な方針」の改定により、いじめの定義が明確となり積極的な認知が求められるようになりました。このため平成 29 年度は本市でも認知件数が倍増しています。

暴力行為の発生件数

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※ 令和元年度、暴力行為の発生件数は小学校で倍増しました。この増加はケガにつながらないものでも暴力行為と捉え学校が適切に指導していることの表れと考えられます。

出典:令和2年度横須賀市立小中学校における児童生徒の問題行動等の状況調査の結果について

2 事業

事業38 スクールカウンセラーの配置(支援教育課)

いじめ・暴力行為・不登校等の課題解決を図るため、臨床心理の知識と経験を備えた「スクールカウンセラー」を全学校に配置し、児童生徒、保護者、教職員に対して心理に関する専門的見地からのカウンセリングやアセスメント(情報収集・見立て)、コンサルテーション(専門家による指導・助言を含めた検討)等を行います。

事業39 スクールソーシャルワーカーの配置(支援教育課)

児童生徒を取り巻くさまざまな環境に働きかけ、問題行動や不登校の予防・早期解決を図るため、社会福祉に関する専門的な知識や技術を持つ「スクールソーシャルワーカー」を全学校に配置し、家庭や社会福祉関係機関との連携を強化しながら、学校とともに課題解決や状況の改善を図っていきます。

事業40 ふれあい相談員・登校支援相談員の配置(支援教育課)

いじめや不登校等を予防、早期解決するため、小学校に「ふれあい相談員」を配置し、児童との日常的かつ情緒的な関わりを通して、教職員と連携して個々のニーズや困難さを把握します。

また、中学校には「登校支援相談員」を配置し、登校はできるものの、教室に入ることのできない生徒に対し、相談室等で対応したり、不登校生徒宅に担任とともに家庭訪問をしたりしながら、校内の居場所づくりや人間関係を広げる手助けをします。

事業41 学校スーパーバイザーの配置(支援教育課)

児童生徒への支援体制を充実させるため、「学校スーパーバイザー」を配置します。ふれあい相談員、登校支援相談員、スクールカウンセラー、教育相談心理士等への助言や指導を行うとともに、学校に対して、心理的な視点から支援のアドバイ スや重篤な事件事故が起きた際の緊急支援を行います。

事業42 教育相談による支援(支援教育課)

学校生活における不安や悩みを抱える児童生徒が本来の力を発揮し、成長できるよう、児童生徒とその保護者のニーズに基づいた心理的・教育的援助を行います。 教育相談では、心理学の視点に基づいて本人、家庭、学校の情報を統合した見立てを行い、保護者、学校等、協働すべき関係者と連携して、必要に応じて継続的なカウンセリングや心理教育を行うとともに、本人の支援の場として適切であると判断した場合には、相談教室につなぎます。

 

≪施策6   柱4 目標指標≫

お問い合わせ

教育委員会事務局教育総務部教育政策課

横須賀市小川町11番地 本館1号館6階<郵便物:「〒238-8550 教育政策課」で届きます>

電話番号:046-822-9751

ファクス:046-822-6849

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