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更新日:2018年8月9日

ページID:3730

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JR田浦駅

JR田浦駅の付近は、失鎌(しっかま)という。明治22年、横須賀線がこの海岸近くの谷間をとおり横須賀へと通じたが、当時この地には駅(停車場)はなく人家もほとんどないところであった。田浦駅ができたのは、日露戦争が激しさを加えてきた明治37年のことで、駅舎は海側だけであった。交通も不便で人家もほとんどなく、せまくてさびしいこの場所が選ばれたのは、路線の勾配の関係ともいわれている。大正7年に海軍の水道トンネル、昭和2年に国道が開通してから、この谷戸も急激に家屋が建てられるようになり、昔の面影は失われた。
JR田浦駅はホームが2つのトンネルにはさまれ、ホームの長さが約200mしかないため、11両編成の場合、先頭車の1車両がトンネル内に入って停車する。停車したときに、上り列車(大船方面)、下り列車(久里浜方面)の先頭車の1両と2両目の一番前のドアが締め切りとなり、全国的にもめずらしい駅として鉄道マニアにも知られている。


JR田浦駅写真


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