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更新日:2018年8月9日

ページID:3763

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善太の店

明治から大正にかけて、田浦町2丁目に「善太の店」と呼ばれる」雑貨屋があった。屋号は「ミセ」とか「ゼタミセ」。江戸時代は、浦賀道をとおる旅人の休憩所だったという。店の正式の屋号は「室崎屋(むろきや)」という。5代目善太郎氏が店を開いたのは、代々名主役を務め終わってからのようだ。明治22年の横須賀線開通以後、人通りが少なくなり、また大正の初期に国道(現在の16号線)が開通したことによって、浦賀道も忘れさられていった。そのため、昭和のはじめには、閉店してしまった。現在、善太の店があった地は駐車場になっている。

 

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