更新日:2021年2月19日
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田浦梅林は昭和9年(1934)皇太子殿下(現在の上皇陛下)のご生誕を記念して、山の所有者である石川金蔵さんを中心とした地元の人たちによって梅林組合がつくられ、700本の梅を植樹したことにはじまる。
面積は約6,000平方メートルあり、三浦半島でただひとつの梅林として知られている。現在では横須賀市の管理になっているが、昭和57年ごろからこの梅林に隣接して、田浦緑地(現在は田浦梅の里)に市が梅の植樹を行い、いまでは、青軸・白加賀の白梅・養老の紅梅など約2,000本の梅の花を楽しむことができる三浦半島随一の梅の名所となっている。美しい花と香りをいっせいにただよわせる2月中旬から3月中旬のころは大変みごとで、例年約3万人もの梅見の客で、終日にぎわう。また1月~2月にはスイセンの花も楽しめる。梅林のある梅の里の付近では、毎年親子たこあげ大会や演芸大会などのイベントを中心に、盛大に田浦梅林まつりが開催される。
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