更新日:2016年8月31日
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横須賀線の田浦踏切に隣接して上り線の山側に旧村社の(田浦)神明社がある。祭神は御食津神(みけつのかみ)、吉備霊、闇龗神(くらおかみのかみ)。正長元年(1428)に祀られたと伝えられている。神明社はもと田浦町5丁目にあって、明治6年村社となる。大正2年12月に小山田(大作谷戸入口)にあった「谷戸」(大作、泉町)の鎮守の貴布禰(きふね)神社と向田(田浦町2丁目)にあった池の谷戸・小山田、田浦町4・5丁目などの「浜」の鎮守の御霊(ごりょう)社、御伊勢山皇大神宮(田浦村の鎮守で田浦町4丁目の京急ガード脇の山の上にあった)と暗雲(やくも)社(天王様をまつり貴布禰神社のとなりにあった)を合祀した。神社名も「神明社」と改称された。大正8年、もと御霊社の境内であった現在地にうつり、このとき社殿を改築し、境内も広くした。
現在の拝殿はもとの貴布禰神社の社殿で、本殿はもと御霊社の社殿だった。両社殿は、ともに江戸時代の天明年間(1781~88)に造られた市内緑が丘の諏訪神社の本殿・社殿だった。明治22年に諏訪神社で社殿を新築したため不要となり、田浦に移された。境内にある3本のイチョウの木は、左側にある舞楽殿が昭和2年に落成した際、鳥居の代わりに植えられたという。
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