更新日:2024年7月18日
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令和5年10月30日から11月3日に開催されたCOP5(水銀に関する水俣条約第5回締約国会議)において、令和9年12月末までにすべての一般照明用蛍光ランプの製造・輸出入が禁止されることが決定しました。
これに伴い、一般照明用蛍光ランプの代わりとして交換用のLEDランプが流通・販売されるようになってきていますが、不適切な組み合わせにより、発煙や発火、ランプの落下といった重大な事故の可能性があります。
特に直管蛍光灯器具では、直管LEDランプに交換するケースが増えていますが、ランプのみを交換する場合、火災などの危険が伴います。安全のため、照明器具全体の交換を検討してください。
また、一般社団法人日本照明工業会からの注意喚起によると、多くの蛍光灯器具は10年以上使用されており、内部配線やソケット、絶縁物などが劣化している場合が多いため、ランプだけをLEDに交換するのではなく、照明器具全体をLED対応のものに交換することが推奨されています。
一般照明用蛍光ランプをLEDランプに交換する際には、安全に作業を行うために以下の方法があります。
なお、必要により専門知識を有する方にご相談ください。
蛍光ランプの照明器具に内蔵された安定器を切り離す工事です。この工事を適切に実施した器具にLEDランプを使用する場合、安定器を起因とする火災のおそれはありません。
照明器具全体をLED対応のものに交換する方法です。これにより安全にLEDランプを使用できます。