更新日:2018年11月28日
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セルフスタンドでは毎年、給油中の静電気火花による火災やガソリンの吹きこぼれ事故が発生しています。
セルフスタンドを利用する際は、以下の点に注意して安全な給油作業を心がけましょう。
ガソリンはとても引火しやすく、静電気などのわずかな火花が飛んだだけでも引火します。
給油中に火災となった事例もありますので、次のことに注意しましょう。
まず、静電気除去シートに触り、体にたまっている静電気を取り除いてから自動車の給油キャップを開けてください。
静電気を取り除かないと、静電気火花が発生してガソリンの蒸気に引火します。
また、手袋等をつけたままだと静電気が十分に除去できません。素手で静電気除去シートに触りましょう
もしも給油口から炎が吹き出た場合には、給油ノズルは絶対に引き抜かないで、従業員を呼びましょう。
給油ノズルを引き抜くと、引火したガソリンがこぼれて広がり大変危険です。
【映学社作品「危険物 小さな油断も許さない!」より抜粋】
静電気除去シート
目には見えませんが、給油キャップを開けると給油口からガソリンの蒸気が大量に出てきます。
ガソリンスタンド内でのライターの使用や喫煙行為は大変危険ですので絶対に行わないようにしてください。
ガソリンの蒸気に引火する危険性が高まりますので、必ず車のエンジンは停止しましょう。
給油口に他の人が近づくと、その人が帯電していた場合、ガソリンの蒸気に引火するおそれがあります。
給油口には他の人は近づかず、給油は一人で行うようにしましょう。
万が一火災となった場合、車のドアや窓を開けていると、車内にいる人が大変危険です。
必ず、車のドアや窓は閉めて給油しましょう。
セルフスタンドの給油ノズルには給油が自動的に止まるようオートストップ機構が備えられていますが、給油ノズルを奥まで差し込まないで給油した場合や、継ぎ足し給油を行うと、オートストップ機構が作動しないことがあります。
ガソリンが吹きこぼれてしまうと大変危険です。
ノズルはしっかり奥まで給油口に入れ、継ぎ足し給油は行わないようにしましょう。
ガソリン車に軽油を給油したり、ディーゼル車にガソリンを給油すると、エンジンが止まったり、壊れることもあります。
特に普段乗りなれていない車に給油するときは、油種をしっかり確認して給油しましょう。
なお、セルフスタンドでは以下のとおり、ノズルの色分けがされています。
セルフスタンドでは、利用者自身が携行缶にガソリンを給油することは法律で禁じられています。
店員による給油は可能ですが、各店舗の事情により、携行缶へのガソリン給油をお断りしている場合があります。
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