更新日:2024年3月29日
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慢性腎臓病(CKD)は、主に糖尿病や高血圧などの生活習慣病の悪化により発症し、症状が進行すると、透析に至る病気です。現在、日本では成人の約8人に1人がCKD患者と言われています。全国的に腎不全による人工透析者は増加しており、なかでも横須賀市は、人工透析患者の割合が全国・神奈川県と比べ高い水準にあります。
CKDは「隠れ腎臓病」と言われ、初期は自覚症状がなく、貧血・疲労感・むくみなどの症状が現れた時には、病気がかなり進行している可能性があり、早期発見・早期治療をすることが大切です。
横須賀市国民健康保険では、生活習慣病重症化予防事業の一環として、横須賀市医師会・腎臓専門医療機関との連携により、CKDが疑われる方に対し、腎臓専門医療機関を紹介する「CKD病診連携システム」を実施しています。
CKDが疑われる特定健診受診者を、早期に腎臓専門医療機関受診に結び付け、CKDの発症予防と悪化防止のための総合的な取り組みを行い、新規人工透析導入者の減少を目指します。
1.特定健診の結果から、CKDが疑われる方(紹介基準該当者)には、特定健診結果説明時に、腎臓専門医療機関を紹介します。
2.腎臓専門医療機関は、必要な検査等を行い、病気の診断および治療方針の決定を行います。そして、その情報を特定健診実施医療機関へ提供します。
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