総合案内 > 健康福祉・子育て教育 > 歴史・文化 > 文化財 > 横須賀市内の指定重要文化財等 > 横須賀市指定重要有形文化財(絵画・彫刻・工芸・考古資料等) > 絹本著色阿弥陀如来像(けんぽんちゃくしょくあみだにょらいぞう)
更新日:2013年12月25日
ページID:3442
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指定年月日:平成16年(2004年)1月26日
乗誓寺に伝わる本画像は、浄土真宗形式の阿弥陀如来画像で、方便法身(ほうべんほっしん)尊像と通称されるものである。
画面は少々損耗しているが、像容に大きな改変の形跡は無く、ほぼ当初の姿を伝えている。
肉身には金泥を塗り、面貌、手足の輪郭を細線で丁寧に描き、その画技は秀逸である。
また、衣の線や文様に銀泥を用いているのは本画像の特色で、落ち着いた趣に仕上がっている。
画風から室町時代初期の制作と推測され、浄土真宗形式による阿弥陀如来画像の早い時期の作例として注目されるとともに、横須賀市域に遺る数少ない中世絵画としても貴重である。
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