総合案内 > 健康福祉・子育て教育 > 歴史・文化 > 文化財 > 横須賀市内の指定重要文化財等 > 横須賀市指定重要有形文化財(絵画・彫刻・工芸・考古資料等) > 木造阿弥陀三尊立像(もくぞうあみださんぞんりゅうぞう)
更新日:2013年12月25日
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指定年月日:昭和45年(1970年)2月10日
箕輪山往生院は、浄土宗で永禄元年(1558年)の開創と伝えられ、三浦七阿弥陀の第六番といわれる阿弥陀三尊を本尊とする。
中尊阿弥陀如来は、上品下生の来迎印を結び、観音勢至の脇侍菩薩は、わずかに膝を屈折して前かがみの姿勢をとるいわゆる三尊来迎の形姿をあらわす。
像高は中尊99.2cm、両脇侍は各60cmnで寄木造り、玉眼を入れる。胎内等に墨書があり、永禄元年八月朔日に大仏師長勤によって造立されたことがわかる。
長勤は鎌倉仏所に属する仏師で法眼位にあり、当時広く活躍していた著名な仏師であった。
像は時代の特色を顕著にあらわしており、製作年代、作者等が明確な資料的に優れた室町期の仏像である。
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