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更新日:2013年12月25日

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銅鐘(どうしょう)

銅鐘

指定年月日:昭和54年(1979年)12月25日
海中出現の鐘といわれ、文政5年(1822年)2月に走水村の漁師利兵衛が村沖で網にかけ、円照寺に納めたもので、鐘内を檜の木蓋で封じ、経文2巻が封入されていた。
総高48.2cm、口径29.0cmで全面緑青に被われ、腐食がかなり進んでいる。
鐘には「龍神」「元□□年八月」「壇那沙弥□性」などの文字が確認されているが、現在では判読が難しい。
封入経文は法華経全文を二巻に写書したもので傷みがひどいが、その奥書に「元徳弍年八月七日同八日彼岸中日供養□□龍宮城□願主沙弥了性・・・」と記されている。
経文や鐘を海に沈めた例は全国にあるが、円照寺鐘は鎌倉時代の古鐘であり、内部に経文を封じ込めて海中に沈めた実例としてきわめて貴重なものである(元徳弍年=1330年)。

お問い合わせ

教育委員会事務局教育総務部生涯学習課

横須賀市小川町11番地 本館1号館6階<郵便物:「〒238-8550 生涯学習課」で届きます>

電話番号:046-822-8484

ファクス:046-822-6849

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