総合案内 > 観光・文化・スポーツ > 文化インフォメーション > よこすかの文化財 > 横須賀市内の指定重要文化財等 > 横須賀市指定重要有形文化財(絵画・彫刻・工芸・考古資料等) > 木造伝毘沙門天立像
更新日:2013年3月28日
ページID:38781
ここから本文です。
指定年月日:平成25年(2013年)3月11日
像高92.0cm、髪際高79.3cmヒノキの寄木造りである。
奥州合戦後、鎌倉文化圏において平泉仏教文化の影響を受けた仏像は確認されていなかった。大善寺の伝毘沙門天立像は鎌倉時代初頭に中尊寺金色堂様式を受け継いだ作例として明白であり、鎌倉幕府における文化形成や日本彫刻史の展開を探るうえで、現在唯一の遺例である。三浦一族の仏教信仰やこの地方の歴史や文化的伝統と重みを考えるうえで貴重な存在である。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください