総合案内 > 健康福祉・子育て教育 > 歴史・文化 > 文化財 > 横須賀市内の指定重要文化財等 > 横須賀市指定重要有形文化財(絵画・彫刻・工芸・考古資料等) > 木造石渡則次夫妻坐像(もくぞういしわたのりつぐふさいざぞう)
更新日:2013年12月25日
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指定年月日:平成13年(2001年)1月25日
石渡則次(生没年不詳)は日蓮宗信者で、明徳年間(1390年~1394年)に大明寺の礎を築いた人と伝えられている。
大明寺には、この石渡則次と彼の妻の像が残され、ともに出家の姿で坐り胸前で合掌している。
両像ともヒノキの寄木造り、目は玉眼で水晶でできており、大きさは夫像41cm、妻像44cmである。
夫像は像底と内部に記された銘文から、永享7年(1435年)、林浄照により作成され、江戸時代前半、後藤左近重房により修理されたことが分かる。
妻像は夫像が修理された時に後藤左近重房により補造された。
制作年代、作者が明確である夫像は、肖像彫刻史上極めて資料的価値の高い遺例である。
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