総合案内 > 健康福祉・子育て教育 > 歴史・文化 > 文化財 > 横須賀市内の指定重要文化財等 > 横須賀市指定重要有形文化財(絵画・彫刻・工芸・考古資料等) > 北条氏虎印判状(ほうじょうしとらいんぱんじょう)
更新日:2013年12月25日
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指定年月日:昭和54年(1979年)12月25日
天正15年(1587年)7月に戦国大名後北条氏は豊臣秀吉の東国遠征に備えて、臨時の農民兵力の動員体制を整えた。
それを示す資料が佐原に伝わるこの北条氏虎印判状である。
これは、いわば非常事態を宣言したようなもので、同内容・同日付の資料が三浦半島内や、その他の村にも残っている。
(内容)定め書
一、佐原郷(市内佐原)から、いくさの為に4名を選び、名を書き出しなさい。
一、武器は弓、槍、鉄砲なんでも得意なものを持って来なさい。ただし、槍は二間(3.6m)より短かいものはだめである。
有力者の家臣、商人、職人などの兵役を免除除外される15歳~70歳までの者の名を書き出しなさい。
一、籏手占拐(鎧のうしろにつける所属や任務をあらわす小旗)をつけて、武士らしく仕度をしてきなさい。
一、勇猛な者を残して、弱い者を選んで差し出すようなことがあれば聞き出し、罰として首を切る。
一、このいくさに、忠実に働いた者は武士・農民を問わずだれでも充分な褒美を与える
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