総合案内 > 観光・文化・スポーツ > 文化インフォメーション > よこすかの文化財 > 横須賀市内の指定重要文化財等 > 横須賀市指定重要有形文化財(絵画・彫刻・工芸・考古資料等) > 木造日蓮上人坐像(もくぞうにちれんしょうにんざぞう)
更新日:2013年12月25日
ページID:3495
ここから本文です。
指定年月日:平成17年2月25日
本像は永正元年(1504年)10月創建の長光山妙印寺の本尊で、本堂正面須弥壇上の厨子内に安置されている。
構造はヒノキ材の寄木造で玉眼嵌入、彩色(新補)が施されている。像高は46.0cm。
像容は日蓮宗僧の正装である後襟を三角状にたてたいわゆる僧綱襟の法衣をつけ、その上に左肩から袈裟をまとい、横被を右肩から膝前に垂らす。
両袖先は膝脇に流している。左手に経巻、右手に笏を持ち、宣字座上の上畳に安坐する通有の説法像である。
頭体別材で、頭部内に墨書銘があり、永禄8年(1565年)2月に仏師長勤によって造立されたことが分かった。
長勤は当時法眼位にあったことが知られ、室町時代後期の代表的な鎌倉仏師のひとりである。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください