総合案内 > 健康福祉・子育て教育 > 歴史・文化 > 文化財 > 横須賀市内の指定重要文化財等 > 横須賀市指定重要有形文化財(絵画・彫刻・工芸・考古資料等) > 石造宝篋印塔陽刻板碑(せきぞうほうきょういんとうようこくいたび)
更新日:2014年3月4日
ページID:43112
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指定年月日:平成26年(2014年)2月25日
聖徳寺の本堂前にある宝篋印塔を陽刻した安山岩製の相模型板碑。
地上高135.0cm、上部巾29.5cm、下部巾49.0cm、最大厚9.0cmを測る。板碑前面下部の銘文により、法蓮社錠譽じょうよ上人の供養のため慶長15年(1610年)に造立されたことが明らか。
この板碑は鎌倉市の長谷寺にある徳治三年(1308年)銘の宝篋印塔陽刻板碑に酷似していることから、その板碑を模して製作されたと考えられる(大きさは長谷寺板碑の二分の一)。県内における宝篋印塔陽刻板碑はこの2例だけで希少であり、江戸時代初期における両寺の交流を示す資料としても貴重である。
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